骨挫傷
◆ 骨挫傷
- 骨挫傷とは?
骨挫傷とは骨折と打撲の中間の損傷を指します。
レントゲンではわかりにくく、MRIで判明することが多いものです。
- 治療法は?
基本的には2〜3週の安静固定が第一条件です。
単純に捻挫と思って運動療法で負荷をかけると症状がぶり返してくることがあるので要注意となります。
- 症例は?
骨挫傷はさまざまな部位で見られます。
交通事故やスポーツ外傷で見られる場合が多く、前十字靭帯損傷などは今まで靭帯のみの損傷だと考えられていましたが、近年ではMRIにより脛骨に骨挫傷が見られることがたびたびあるようです。
また、手を着いた時に手首や肩(上腕骨大結節)に起こったり、足関節や指関節捻挫に複合する場合も見られます。