AI療法
◆ 自原抑制療法(AI 療法)とは?
筋収縮反応が強すぎる場合、筋と腱の間に張力伝達の不適合が生じて筋腱断裂につながります。
また、どんなささいな動作であっても複数の筋が協調し合って仕事をしていますからそれぞれの筋力
が微調節される必要性が出てきます。
この機能があるため瞬時の力具合に対応できるのです。
ロボットなどでは作り得ないような高度なシステムだと言えるのではないでしょうか。
それらを可能にしているのが自原抑制(AI = Autogenetic Inhibition)システムです。
ジャンプして着地する時や投げ上げられた壊れ物をキャッチする時を想像してみて下さい。
膝や足や肘や手首などがまるでスプリングの様にしなるでしょう?
これがすべて自原抑制によって微調節された筋収縮反応なのです。
階段を下りる時、屈伸運動をする時、ストレッチをする時、ジョギングをする時 ・・・・・・ など、運動時
には不可欠なシステムであることがお分かりいただけると思います。
これを応用すれば、痛みの原因であるとともに柔軟性を阻害する原因でもある筋のスパズム(異常
緊張)亢進を強制的に減少させることが出来ます。
自原抑制療法(AI 療法)はこのシステムに着目し、治療に応用した世界で初めての治療法です。
AI-1 は筋の急性的なスパズム亢進を抑制する作用があり、AI-2 は筋の慢性的なスパズム亢進を抑
制する作用があります。
したがって、寝違えによる頚部痛や慢性的な強度の肩こりなどには驚くほどの即効性が認められて
います。
--------------------- 自原抑制療法は当院で考案・臨床研究されている治療法です。 ----------------------
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